ハーレーダビッドソンについて思うことはもう終わらせたつもりでしたが、最近ニュースになったこともあるので調子に乗って第三弾です。
先日下記のニュースが出ましたね。
NHKより
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ハーレー日本法人 独禁法違反で課徴金へ 販売店に過剰ノルマか
2025年6月30日 5時38分
オートバイの老舗ブランド「ハーレーダビッドソン」の日本法人が、販売店に対して自分たちで新車を購入しないと達成できない過剰なノルマを一方的に決め、独占禁止法に違反したとして、公正取引委員会がおよそ2億円の課徴金を納付する命令を出す方針を固めたことが関係者への取材でわかりました。
課徴金の納付命令を受けるのはアメリカのオートバイメーカー「ハーレーダビッドソン」の日本法人で、東京 新宿区の「ハーレーダビッドソンジャパン」です。
関係者によりますと遅くともおととし1月以降、国内の数十社の販売店に対し、自分たちで新車を購入しなければ達成できないほどの過剰なノルマを一方的に決めたうえで、ノルマ達成が一定の割合に満たなかった場合、正規の販売店としての契約を更新しないことを示唆するなどしていたということです。
中には自腹の形で新車を購入させられて経営が圧迫され、廃業した販売店もあるということです。
公正取引委員会は去年7月、立ち入り検査を行って調査を進め独占禁止法が禁じる「優越的地位の乱用」に当たるとして、ハーレーダビッドソンジャパンにおよそ2億円の課徴金の納付命令と再発防止などを求める排除措置命令を出す方針を固め、会社側に通知したということです。
公正取引委員会は今後、会社側の意見を聴き取ったうえで、正式に処分を決めるものとみられます。
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ずいぶんと前から問題になっていたようでしてけど最近やっと表に出てきて公取も動いたようですね。
外資の某ドイツ4輪メーカーでも昔同じようなことがあったような。
特に最近は中古バイクサイトでハーレーの走行距離のほぼない中古車がたくさん出てますね。
まあ多かれ少なかれどの業界でも闇はあって私の働いていた業界でも似たようなことはあり、いったい誰のために仕事してるのかわからないこともありました。
話は戻りますが、そもそもディーラーって?何なの?と思うことありませんか。
メーカーのブランドイメージもあるでしょうが、正規ディーラーさんて最近どうなの?って思いますよね。
私はメカ音痴で安全に生きているタイプですから、車もバイクも正規ディーラーさんからしか買ったことが無いのですが、なんか最近面倒見悪いよなぁと思うように。買う時は優しいけど。
そもそも純正のカスタムパーツなのに付けてたら車検の時は外せってどゆこと??
本質的な問題は日本の古臭い法律とメーカー側のコンプライアンス、正規ディーラーの法令順守という循環なんだろうけど。
日本の二輪車4メーカーも正規ディーラー化して特に2大メーカーの大型は正規ディーラーだけの扱いになったようですが、硬いこと言う割には整備に出すといまいちなのは何故?
町のバイク屋さんがどんどんなくなっている昨今ではやはりディーラーさんが頼りですので頑張ってほしいですね。
ハーレーも企業としての利益追求は大事なことですが、やはり我々ライダーとメーカーをつないでいるのはディーラーさんなのでノルマを追求するなら購入者を満足させるサービスをディーラーさんと研究する必要があるのでは?
輸入二輪車シェアトップであるハーレー、日本のバイク乗りが憧れたハーレーだからこそ、今のうちに日本におけるバイク文化を引っ張って盛り上げてもらいたいでものです。
カワサキもホンダも頑張ってくださいね。
今回は面白くないので写真無しです。
またそのうちに。