ハーレーダビッドソンについて思うこと、前回からの続きです。
特になにかを伝えたいわけではありませんので、だらだら続きますがご容赦ください。
私はオートバイや車は大好きですがメカ音痴ですので、自分で改造したり整備はしません。(出来ません。。)
だからハーレーのエンジン形式の歴史(パンヘッド?ナックルヘッド?)とかもわかりませんし、興味もないのでそのあたりはプロの書いた書物とかご覧くださいね。
私が所有したのは2012年式ロードキング、2014年式883R、2015年式ロードグライドウルトラCVOでした。それぞれ4~5年所有しましたが故障は無く快調でした。ハーレーは良く壊れるという噂はこの時代ではもう都市伝説のような。技術の進歩は良いことです。整備点検してくださったディーラーさんにも感謝です。
きっと今の年式はさらに進歩があってよくできているのではないかと思います。
何故ハーレーを降りてしまったのか?現在でもバイクは乗り続けていますけど、昔からの憧れのハーレーを止めてしまった理由は実のところ自分でも分かりません。
私がバイクに乗れる年齢になったころ1980年代中盤からはいわゆるレーサーレプリカが流行しだしたころで、私も初期のころのスズキガンマとかヤマハFZ400Rとか乗りましたのでその辺のスポーツタイプの進化した現代のバイクにもう一度乗りたいと思ったのが理由の一つかもしれません。
そこでカワサキZX14Rを購入してハーレーと交互に乗りました。
ハーレーの方はチャプターツーリング(いわゆるショップ主催のマスツーリング)でZX14Rはソロか特に気の合うお仲間たち数台のツーリング旅で。
ソロとかお互い良く知った走りをする仲間と走っていますとだんだんとチャプターツーリングが面倒に感じるようにもなりましたね。マスツーリングはハーレー以外でもよく見かけますし、参加者の経験の違いもあるでしょうから仲間同士気遣って安全に走ることは良いことだと思います。ただ数十台で集まって走ると個人的には(幹事とかだったので)気が気じゃないし、いろんな方も居るし、自分もけしてマナーが良かったとは思えませんです。そんな中で私個人のバイクの楽しみ方とは違う気がしてきたのはありましたね。
マスツーリング派、ソロツーリング派それぞれ異論はあるかと思いますが、バイクの乗り方はそれぞれ。自分に合った乗り方をすればよいかと思います。
ハーレーに乗っていた時の感想としては重いことは仕方ないですが、やはり排気量が大きいので走り出してしまえば街中でも余裕でしたし峠でも割とヒラヒラと走れましたね。すぐ横を擦ってしまいますけど。(それほど私は寝かせて曲がれませんけど擦ります。)高速ロングは当然余裕です。怖いのは駐車場ですね。。。足着きは良いけどバランス崩したら支えられるものではない。悪いところは最初はノーマルマフラーで乗っていてもだんだん物足りなくなってマフラー替えちゃうことですね。いまは車検対応やジキル&ハイドとかいう音量調整できるマフラーがありますけど、当時はあまりなく爆音系ばかりで。。これ以上は言いますまい。あと大きなスピーカーとかついてたけどあれは要らないですね。重くなるだけ。音なんか走ってるとき聞こえやしない。話はそれますが最近スマホ連携とかなんだとか他のメーカーのバイクにもいろいろなものが付いているようですが、ナビとドラレコだけあれば十分と思うのは私だけでしょうか。
あとは値段!やっぱり高いですよね。維持費は大型バイクなら他とそれほど変わりはありませんし、燃費をとやかく言うなら乗らないけどちょっと高いですよね~車体価格。関税なんですかね、トランプさんに頑張ってもらいましょう。。。
そんなわけでハーレーを楽しんでいたわけですが、とうとうさよならすることに。
いろいろ書きましたけど直接の理由は私個人のバブルが崩壊したことですが、一番の理由はいろいろなバイクに乗ってみたくなったことですかね。個人バブル崩壊後もハスクバーナやトライアンフ、ZX14R2号機を買ってましたから・・・
まあ人それぞれですからその時の自分に合ったバイクを乗れれば幸せだなと思う今日この頃です。
最近ではもう一度ハーレーに乗ってみたいなと思う時があります。走ってる姿を見ると(うるさいから目立つ)60歳を前に機会があればなと。今のハーレーは私が乗っていたころより軽いみたいだし、きっとほかの点も進化しているのでしょう。
ローライダーSTあたりがちょうど良いですね~ノーマルで乗りますよ、買えないけど多分。
そろそろまとめ。
ハーレーダビッドソンというオートバイはやはり伝統・歴史のあるもので好き嫌いは別に誰でも知っているブランドで、やはりオートバイの中では前回で書いたように別格な気がします。技術は当然進化していながら基本的なスタイルは貫いていると個人的には思います。
車やバイクは乗り手によって凶器にも迷惑な存在にもなりますが、正しく乗ることで楽しい乗り物であることは間違いないです。
旧来のスタイルを尊しとして進化を否定する向きはハーレー、国産車問わずあるかと思いますが、過去の技術も現在の進化した技術もどちらも素晴らしいものなので、私たち乗り手は感謝して楽しみたいなと考える次第です。(自分で整備できないし・・・)
(本当は最近ソロで走る機会が多く、先日も数十台からなるハーレー軍団にちょっと迷惑を感じたので悪口を書こうかと思ったのですが、自分もやってたことだし、まあ人それぞれだからといろいろ思いちょっとまとまりのないものになりました。)